ダミーホイールを装着してアライメントを測定する車両

HOW TO USE

タイヤを外した状態で、アライメントを測定・調整する

ダミーホイール/ハブスタンドPLUSを使い、水平な基準面の構築からキャンバー・トーの測定、記録までを5つの工程で解説します。

定盤上でアライメント測定環境を構築した状態

WHAT YOU CAN DO

この状態を作れば、セット変更を数値で繰り返せます。

タイヤを外して測定基準を直接作ることで、走行前後の変化を確認し、狙ったセットへ戻せる状態を構築します。

  • キャンバー角を数値で確認
  • トーをミリ単位で測定・調整
  • セットを記録し、同じ条件を再現
  • 足回りへアクセスしたまま調整

WHAT YOU NEED

測定に必要なもの

キットには、車両を支持する製品、定盤、トー調整ツールが含まれます。測定にはレーザー水平器、デジタル角度計、ナイロン糸などを別途ご用意ください。

キットに含まれるもの

ダミーホイールまたはハブスタンドPLUS、定盤、トー調整ツールが含まれます。車両1台分の測定環境をまとめて揃えられます。

別途用意する測定用品

定盤の水平確認に使用するレーザー水平器、キャンバー測定用のデジタル角度計、トー測定用の釣り用ナイロン糸または水糸をご用意ください。

通常の整備工具

ジャッキ、リジッドラック、ホイール脱着工具、足回りを調整するための車種に応じた工具が必要です。

5 STEPS

測定・調整の全体フロー

最初に水平な基準を作り、キャンバー、トーの順に測定します。調整後は数値を記録し、次の作業へつなげます。

準備

定盤を設置し、4輪の水平基準を揃えます。

取付

ダミーホイールまたはハブスタンドPLUSを装着します。

キャンバー

角度計で現状値を測定し、必要量を調整します。

トー

車両中心線と平行に糸を張り、ミリで測定します。

記録

測定条件と数値を残し、次回の基準にします。

ダミーホイールとハブスタンドPLUS、どちらを使う?

構造・重量・仕様自由度・価格の違いから、用途に合う製品を確認できます。

2製品を比較する

PROCESS

各工程の進め方

ここでは作業の判断に必要な要点をまとめています。測定原理や製品構造はテクニカルガイドで詳しく解説しています。

定盤の水平を調整する工程
STEP 01

定盤を設置し、水平な基準面を作る

安定した場所へ定盤を設置し、レーザー水平器とマグネットスケールで基準を確認します。デジタル角度計を使い、4枚それぞれの前後・左右を調整します。

ここで作った基準面が、その後の測定結果を左右します。

実際の運用例を見る →
車両へダミーホイールを取り付ける工程
STEP 02

車両へ製品を取り付ける

車両をジャッキアップし、各輪へダミーホイールまたはハブスタンドPLUSを取り付けます。締付方法と指定トルクは製品の案内に従ってください。

適合が不明な場合は、製作開始前にPCD・ハブ径・中心高さなどを確認します。

デジタル角度計でキャンバーを測定する工程
STEP 03

キャンバー角を測定・調整する

製品の測定面へ角度計を当て、各輪のキャンバー角を確認します。調整量が大きい場合は、キャンバー調整後にトーも再確認します。

キャンバーとトーを行き来しながら、狙った数値へ収束させます。

ハブオフセットからハブ面前後差を求める方法 スケールからトー値を読み取る方法
STEP 04

糸の基準を作り、トーをミリで測定する

前後のトレッド幅と純正ホイールオフセットから左右ハブ面距離を求め、車両中心線と平行になるよう糸の位置を設定します。

ハブ面前後差 計算機

メーカー公表値のトレッド幅と、純正ホイールオフセットを入力してください。

数値を入力してください 4項目を入力すると、片側分の差と基準側を表示します。
スケールからトー値を読み取る方法
スケール外端の数値を読む
スケール外端の数値を読む
合計左右の数値を合計する

例:左1.5mm+右1.5mm=合計3.0mm。左右が同じ位置ならトーゼロです。

ACTUAL WORK

実際の測定・調整の流れを見る

キット内容の確認から定盤の水平出し、製品の取り付け、トー調整までを約7分で紹介します。詳しい数値の読み方や最新の手順は、このページの解説をご確認ください。

動画で使用している製品を確認する

CHOOSE YOUR TOOL

使い方は共通。違うのは構造と扱いやすさです。

どちらも1G状態でキャンバーとトーを測定・調整できます。求める仕様と運用方法から選択してください。

比較項目ダミーホイールハブスタンドPLUS
本体構造アルミ一体削り出し鋼板と切削部品によるボルト組立
運搬・保管車輪付きキャリーケース・2箱構成1箱で省スペース/箱全体には重量あり
仕様対応定型サイズ・寸法指定/広い仕様対応範囲定型サイズ・寸法指定に対応
向いている方形状管理・専用測定面・仕様自由度を重視導入価格・収納性・導入しやすさを重視

START MEASURING

初めて測定環境を揃える方へ

車両1台分の製品、定盤、トー調整ツールなどを一式で確認できるキットです。

ダミーホイール キット

DUMMY WHEEL

ダミーホイール キット

本体形状の管理、専用の角度測定面、車両仕様に合わせた製作を重視する方向け。

キットを見る
ハブスタンドPLUS キット

HUB STAND PLUS

ハブスタンドPLUS キット

導入価格、1箱での収納、測定環境の導入しやすさを重視する方向け。

キットを見る

ORDER SUPPORT

どの仕様を選べばよいか分からなくても、そのまま進められます。

ご注文後、製作開始前にPCD・ハブ径・中心高さ・対応車種などを確認します。購入前の仕様相談、見積書発行にも対応しています。